勝倉 美恵子
2023年4月に白河オフィスに入社された勝倉さん。家族との時間を優先できる理想の働き方が実現しただけでなく、今までとは比べ物にならないくらいステップアップできた1年だと話してくれました。勝倉さんのお仕事内容やケイリーパートナーズの魅力を伺いました♪
インタビュー
――お子さんがお一人いらっしゃるとのことですが、現在は週何時間働いていますか?また仕事内容についても教えてください!
週に2.3回(月で言うと8回程度)の出社で、時間は9:00~12:00の3時間です。子供との時間を優先できる働き方を希望していたので、理想的な頻度だと思っています。
仕事は行政からの委託業務(データ集計や入力)を白河オフィスのスタッフ全員で行っています。またデジタルクリエイティブ(DC)チームに所属していて、月に1回、InstagramとFacebookで白河オフィスの日常を投稿しています。
研修への参加やプレゼンの様子など、日常の行事を凝縮して楽しく書いています。投稿したいネタが沢山あって、いつも何を書こうか迷ってしまいますね。
――勝倉さんがケイリーパートナーズに入社したきっかけは何だったのですか?
Ripples(リップルズ)という白河市の“女性に寄り添うライフ・ワークサポート事業”に参加したのがきっかけです。その頃ちょうど復職を考えていて、ハローワークに通っていました。子供との時間を一番に優先したいこともあり「週に2.3回の勤務で土日祝が休み」の求人を探していましたが、なかなか見つからず、正直半ば諦めていましたね。
友人に誘われてRipplesの参加説明会に参加したときに、白河市には「働きたいけど働けない」という同じ境遇の女性が沢山いることを知りました。
Ripplesが始まる前に、同じ境遇の方とカフェで気軽に話せる場を設けていただいたのですが、そこで行った「24時間時計」というワークがとても印象に残っています。「いつもこの時間は何をしているかな」と考えながら、日常を24時間時計に落とし込んでいくというものです。
現状のスケジュールが可視化できただけでなく、復職する上での具体的な課題や問題点が明らかになりました。そこで「じゃあこの家事は家族にお願いしよう」などの対策を考えることができて、復職に向けた具体的な準備に繋がったと思います。気持ちを整えてから仕事をスタートできたのが良かったですね。
――24時間時計のワークを行ったことで、復職後に感じるギャップを最小限にできたのですね。次に、勝倉さんが思うケイリーパートナーズの魅力を3つ教えてください。
1番の魅力は「スタッフが全員あたたかいこと」ですね。これは他ではなかなか感じられなかったもので、どこにも負けないと思っています。
普通の会社であれば、入社後はまず仕事からスタートしますよね。でもケイリーパートナーズでは、まず代表の鷲谷さんやスタッフさんと沢山会話をして、気持ちの繋がり(信頼関係)を持ってから、仕事をスタートするという流れだったんです。何気ないコミュニケーションを通して、今までの生き方を受け入れてもらったような温かみを感じました。
2つ目は「無理なく働ける」ことです。子供や家族を優先して生活したい気持ちがあるので、休みを合わせられるのはとてもありがたいですね。
3つ目は「仕事内容が自分に合うこと」です。美術系の大学を卒業しているので、特技を活かせる仕事があればとずっと考えていたのですが、入社後になんとデザイン講習を3か月間受けさせていただける機会を頂いたんです。illustratorのようなプロが使うソフトの使い方など「1からデザインする技術」を学ぶことが出来ました。
今後デザイン関係の仕事を頂けるとのお話もあり、バナーや広告チラシ、ホームページのWebデザインにも挑戦したいなと思っています。まさかここにきて興味がある仕事が出来るなんて思ってもみませんでした。運命的なお導きを感じています。
――特技を活かしたデザインのお仕事が出来るなんて素敵ですね!ケイリーパートナーズとは、まさに運命的な出会いだったのですね。
人生の転機って本当に訪れるものなんだと自分でも驚きました。結婚後は専業主婦をしており「いつかは働きたい」という気持ちはありながらも、条件に合う仕事が見つかりませんでした。周りからの「なんで働かないの?」という言葉に傷つくこともありましたが、今では無理に就職しなくて良かったと思っています。川の流れに自然な形で乗るように、今の仕事にたどり着けたのだと思います。
――入社してからこの1年はどのように成長できたと感じていますか?
これまでと比べものにならないほど、ぎゅっと詰まった濃い1年を過ごすことができて、確実にスキルを身に付けられたと思います。正直「これまで何をしていたんだろう?」と思うほどです(笑)
また女性が多い職場への偏見も消えましたね。女性が多い職場はグループが出来たり、派閥争いが生まれたりする印象もありました。でも、ケイリーパートナーズは全員が女性スタッフなのに、そういった雰囲気からは程遠く、皆が驚くほど前向きなんです。プライベートも含めてイキイキとしていて、人生を楽しんでいる印象がありますね。私も「負けていられない!」という気持ちになって、自然と意欲が湧いてくるんですよ。
――Ripplesへの参加やケイリーパートナーズへの入社によって、意欲や考えが変化したのですね。
そうですね。今娘が郡山の塾に通っていて送迎が大変なときもありますが、娘を待ちながらコーヒーを飲んでいるときに「幸せだな」「贅沢な時間だな」と感じるようになりました。プライベートも含めて、これまでと同じことでも幸せを感じるようになったんです。嫌々仕事をするのと、自分が楽しいと思えることを仕事にするのでは、こうも違うんだなと考えさせられました。
――最後に、ケイリーパートナーズに向いている方はどんな方だと思いますか?
「なんでもチャレンジしてみたい!」と考える方は向いていると思います。1つの業務を極めたい方、フルタイムでガッツリ働きたい方よりも、多様な働き方に興味がある方、短時間での仕事を希望している方が合っていると感じますね。
――時間的な制約がありながらも、好奇心旺盛な方が向いているような印象ですね。本日はありがとうございました!
勝倉さんの更新する白河オフィスの日常は、ケイリーパートナーズのInstagramやFacebookに掲載されています。子育て女性ならではの働き方について、ぜひ参考にしてみてくださいね!