top of page
執筆者の写真ケイリーパートナーズ

【Small Talk】 大きな古時計


40代になり体力の衰えを実感し、

45歳を過ぎて、また一段と体が思うようにいかなくなってきた。

今のところ生活していくのに何も不自由はないけれど、これからも健やかに過ごしていくために、まず自分の現在地を把握してみようと思い立った。


面倒だとスルーしていた市からのお知らせを片手に、総合健診・乳がん・子宮がん健診を一気に申し込む。

その他にも、コンタクト検査・歯科の定期検査も重なり、思わぬMY健診月間となった。


検査値が基準をちょっと超えていたり、一方で低いものもあったり。

視力が落ちていたり。

特に症状を感じなかった歯に、治療の必要性があることも分かった。


昔から歯が弱かった。

芸人で錦鯉のまさのりさんが

「キャラメルは銀歯泥棒~♪」と歌っていたが、私は干し芋に持っていかれた。

この世に瓦煎餅しか食べるものがなくなったら、おそらく生きてはいけないだろう。


定期的に検査していたものの、

神経を抜いた歯がいよいよ限界で、今回は抜歯をしてブリッジという処置になるらしい。

先生の話を聞いているだけで、ジブリのキャラのように、一気に老けていくような気がした。


データは、ありのままを伝えてくれる。

ありがたいやら、落ち込むやら。

しかしこれが現実。もとには戻せない。

これも私だ。

ちゃんと受け止めて、

心と体の歩幅を合わせて

その都度、整えていくしかないなと思った。


今まで大病することもなく動いてくれた。

40年休まずに、チクタクチクタク。

「大きな古時計」が、頭の中で流れている。

むしろ感謝すべき事だったのだ。

第二大臼歯、今までありがとう。


青空に、トンボが飛びはじめた。

9月か。今年もあと3か月。

それまでに治療が終わったら、クリスマスケーキやお餅をご褒美にしよう!

しっかり噛み締めて、味わって、美味しい新年を迎えられますように☆

Comments


Commenting has been turned off.
bottom of page